商務部研究院流通・消費研究所の関利欣副主任は、経済参考報の記者に「中国人の消費は、品質消費、便利消費、文化・スポーツ・観光などのサービス消費に大きな潜在力を残している。80年代以降に生まれた若い世代が消費の主力になりつつあり、3・4級都市及び農村部が消費成長の重要な市場になっている」と話した。
中国で、消費がすでに5年連続で経済成長の最大の原動力になっている。昨年の経済成長に対する寄与率は、前年比18.6ポイント増の76.2%に達した。業界内では、全体的に見て今年の消費は依然として中国経済の成長率を上回り、安定的で比較的高い成長率を実現すると予想されている。
盤古智庫の呉琦上席研究員は経済参考報の記者に、「中国の経済発展が高成長から質の高い発展の段階に移るなか、消費のGDPに対する寄与率は今年も上昇する見通しだ。生産・生活消費のグレードアップに伴い、消費構造がさらに改善される。中高級消費は、中国が育成に力を入れる経済の新しい成長源になる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月13日