また、継続的な貿易構造の最適化もみられ、国際市場の配置、国内地域の配置、商品構成、経営主体、貿易方式の5つについて最適化を実現した。「一帯一路」沿線国との貿易額が貿易額全体に占める割合は27.4%に拡大したほか、中西部地域の貿易額の割合も15.8%に拡大、機械・電子製品の輸出額が輸出額全体に占める割合も58.7%に拡大した。民営企業の輸出額の割合も48%に拡大するなど、世界最大の輸出大国の座を維持した。
儲司長は、「2018年通年の輸出額は前年比で15.8%増加し、貿易額に対する寄与率は56.6%と、貿易の拡大を牽引する重要な原動力となった」と述べ、中国の貿易の均衡ある発展にとって重要な兆候だとの見方を示した。中国の貿易黒字は前年比16.2%縮小し、サービス貿易は5年連続で世界第2位となった。2018年のサービス貿易額は前年比11.5%増の5兆2000億元に上り、モノの貿易とサービス貿易の拡大はより調和がとれるようになったと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月13日