国有経済はマクロ経済の安定維持、経済変動の回避、産業構造調整の促進にとって大きな力となった。国有経済の影響力が持続的に強まり、他の所有制経済に対する誘導作用が大きくなり、中国の特色ある社会主義事業に対する他の各種所有経済の貢献を促進した。
国有企業は改革開放のなかでイノベーション発展の輝かしい実績を残した。C919ジャンボ機の初飛行成功は、中国の大型旅客機プロジェクトが重大なブレークスルーを果たしたことを示し、中国の民用航空工業発展の大きなマイルストーンになった。嫦娥四号宇宙探査機の世界初の月背面着陸や、悟空、墨子、慧眼、碳衛星など科学実験衛星の打上成功、有人宇宙船プロジェクトの大量のキー技術ブレークスルーから、多くのイノベーション成果が得られた。また、高速鉄道の総延長距離は世界の3分の2に達し、「八縦八横」高速鉄道ネットワークの建設が全面的に進んだ。国有経済の主導のもと、自主知的財産権を持つ「国の重器」が相次いで世に出て、中国の経済・社会発展と民族復興に科学技術の翼を差し込んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月24日