国家統計局が2018年11月に発表した統計によると、中国経済発展の新成長エンジンを示す新原動力指数は、2015年が前年比23.5%上昇の123.5、2016年が26.9%上昇の156.7、2017年が34.1%上昇の210.1だった。
政府活動報告で示された「AIプラス」の 概念について、楊副主任は、「インターネットやAI化は今後の大きな流れとなる」と指摘。「あらゆる分野でAI化が進むことで、これまでの「互聯網+」(インターネットプラス)インフラまたはシステムの発展という段階から、さらに「AIプラス」 の活用という段階に進めることができる」と述べた。
中国は、人工知能(AI)の発展について早くから計画してきた。国務院は先ごろ通達した『次世代人工知能発展計画』の中で、◇2020年までにAI技術や応用の全体的な水準を先進国並みに引き上げ、AIの基幹産業の市場規模を1500億元に、関連産業の市場規模を1兆元に拡大する、 ◇2030年までにAI理論、技術、応用の全体的な水準を世界トップレベルに引き上げ、AIの基幹産業の市場規模を1兆元に、関連産業の市場規模を10兆元に拡大する、――との方針を示していた。