デロイトのデビッド・クルックシャンク会長は、「世界の輸出貿易額の観点からみると、最大規模の業種はやはりサービス業だ。中国はこの方面で大きな商機がある」と指摘。
北京市の殷勇副市長は、「中国のサービス業の対GDP比は、世界平均および世界の先進国の水準とはまだ開きがあるが、経済の発展に伴い、サービス業の対GDP比は必然的に高くなるはずだ。サービス業の開放拡大は経済構造の改善を効果的に促進する」と述べた。
殷勇副市長は具体的な開放分野について、「医療・保険・飲食・観光など基本的なサービス市場の需要が大きい」とし、「金融業・通信・IT・ビッグデータ・インターネット・クラウドコンピューティング・AIなどの分野も開かれた環境を整備し市場競争力を増強する必要がある」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月28日