中日両国のゲストが見守る中、上海証券取引所と日本取引所グループはETF相互上場の覚書に署名した。双方は両市場でETF相互上場メカニズムを共同構築し、相手市場のETFを投資先とするファンドを上場させ、両国のファンド会社は現行のQDIIとQFII制度を通してクロスボーダーファンドを設立し、全てまたは大部分のファンド資産を相手市場の代表的なETFに投資することを取り決めた。
上海証券取引所と日本取引所グループは長年にわたり良好な協力関係を維持している。ETF相互上場により、投資家は各自の国内ファンドを通して相手市場の主流ETFに投資でき、低コストで双方向投資を実現する。これは両国の資本市場と証券ファンド業の協力深化、新余地の開拓、経験の蓄積につながる。
業界関係者は、上海と日本のETF相互接続は両国の資本市場協力の潜在力を引き出し、中国資本市場の双方向開放と上海国際金融センターの建設を推し進め、両国の資本市場の長期的な健全かつ安定した発展を促すとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月23日