モバイル決済の海外進出 決済便宜化だけが価値ではない

モバイル決済の海外進出 決済便宜化だけが価値ではない。

タグ:モバイル決済 海外進出

発信時間:2019-06-02 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   最近は中日韓、東南アジアなどの多くの地域で観光、買い物する際、両替する必要がなく、WeChatや支付宝などでコード決済し、同日のレートで人民元に自動換算されて支払える。モバイル決済の範囲が拡大し続ける中、WeChatは、オランダ・アムステルダム空港は欧州最初の微信小程序(テンセント・ミニプログラム)で免税品を予約できるWeChatスマートフラッグシップ空港になると発表した。事前に商品を選び、空港の「微信受取所」でコード決済して商品を受け取ることができる。アムステルダム・スキポール空港の店舗の80%以上がWeChatPayを導入している。

 

 モバイル決済企業が次々と海外進出するのはなぜか。中国人観光客のモバイル決済を争奪するほかに、現地化の面においてどのような戦略があるのか。

 

越境貿易ニーズがモバイル決済の海外進出を後押し

 

 モバイル決済の海外発展が急速に進んでいる。支付宝は40以上の国と地域に進出し、飲食、娯楽、交通などに及ぶ数十万店に導入されている。世界の149の国際空港がWeChatを導入し、13種の通貨に対応している。2019年4月時点で、WeChatPayの欧州地区の導入業者は前年比3.5倍になった。

 

 モバイル決済の海外発展は「ニーズに後押し」されたのが始まり。支付宝とWeChatは国内の多くの業者をカバーし、「海外購入」範囲の拡大に伴い、多くの海外の業者が中国人観光客向けのモバイル決済サービスを導入しようと考えた。その場合、第三者決済業者はこれらの導入店舗の情報や資金流通などの問題解決を支援し、中国人の海外消費サービスを向上させる必要がある。

 

 『2018年中国モバイル決済海外旅行市場発展と趨勢白書』によると、中国人観光客の海外でのモバイル決済額は全取引額の32%を占め、現金決済を初めて上回った。中国人観光客の7割弱が海外でモバイル決済する習慣がついている。

 

 支付宝国際事業部責任者の陳嘉軼氏は、「三線・四線都市の住民と中高齢者の海外での支付宝利用が急増している。これは、海外でのモバイル決済が急速に普及していることを意味する」と述べた。

 

 WeChatPayの范帷シニアディレクターは、「モバイル決済の最大の価値は決済速度が数秒から数ミリ秒に速くなったことではなく、1回の決済が将来の販売になり、利用者の購買行為と販売データを関連づけることにある。これこそが海外の業者が望むもの」だと話した。

 

 WeChatと支付宝だけでなく、銀聯もチャネルと協力の優位性にたより、国際協力を加速化している。2018年11月、銀聯国際はマレーシアのAxiata通信と提携し、電子カードを発行し、決済サービスBoostでの銀聯コード決済を実現した。現在はシンガポール、タイ、ベトナムなどで使用され、モバイル決済端末に現地のキャッシュカード情報を登録し、世界の銀聯QRコード導入業者でコード決済できる。


1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで