世界銀行副総裁のジェイラ・パザルバシオル氏は、「一帯一路」の目標を実現するには、参与国の改革を進める必要があると指摘。「債務などのデータ公開と透明性向上を強化して透明で開かれた政府調達を進めることや、社会と環境において最高の基準を維持することは、『一帯一路』の目標実現を後押しする」との見解を示した。
世界銀行マクロ経済・貿易投資局局長のカロリン・フロイド氏は、プロジェクトの計画、予算、調達などを含めた各段階の透明性を上げることが重要と話す。フロイド氏は、各国が「一帯一路」から十分な恩恵を受けるには、協力の強化が必須と説明。また、各国が環境標準を強化し、社会のセーフティネットを構築して、労働力の流動を促進する必要があるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月20日