ワイゲルト氏が受けた印象は数値でも明らかだ。1979年から2017年までの中国経済の年間成長率は平均9.5%に達し、同時期の世界平均2.9%を大幅に上回った。2006年以降、世界経済に対する中国の貢献率は連続して約30%に達し、世界トップの水準を保っており、グローバル経済の重要な「安定器」かつ強力な動力源となっている。
JPモルガンアジア太平洋地区副主席の李晶氏は7月1日に開催された「中国経済の先行き展望」サブフォーラムで、中国が世界経済に非常に大きな貢献を果たし、世界経済の発展に重要な役割を担っているため、グローバル投資家が中国での投資にとても前向きになっているとの見解を示した。
自動運転技術企業CEOのシダ・ミースラ氏は、中国が工業経済から知識経済へとモデル転換をしていることが、自社のような企業により多くのチャンスをもたらすと同時に、世界経済の発展に新しい貢献を果たすと話した。
経済グローバル化は、世界の大勢で逆転することは無い。保護貿易主義が広がるなか、中国は開放拡大を堅持し、世界と中国がもたらす発展チャンスを共有している。