■産業構造が持続的に改善、高度化
中華人民共和国建国から70年、3つの産業の発展はバランスのとれたものになり、経済発展の包括性・協調性・持続性が高まった。
農業の生産条件が持続的に改善し、総合的な生産能力も急速に向上した。中国の食糧生産量は、1949年の1億1318万トンから2018年は6億5789万トンに増加した。
中国は国際標準産業分類で全ての工業分野がある国家となっており、200種以上の工業製品生産量で世界一、製造業の付加価値額でも2010年から世界一の座を安定的に維持している。2018年の、中国原炭生産量は36億8千トンと、1949年比で114倍増加した。鋼材生産量は11億1千トンと、8503倍増加。セメント生産量は22億1千トンと、3344倍増加した。
サービス業も勢いよく発展した。2018年、第3次産業の付加価値額は46兆9575億元に上り、1978年比で実質的に51倍成長、年平均成長率は10.4%に上る。