G20サミットで宣言された開放関連措置を積極的に貫徹・履行するため、商務部は外商投資法の関連法規と規則の制定を積極的に推進している。唐氏は「我々は現行の施行中の法規・規定・規範性文書を全面的に整理する。外商投資法と合致しない規定を廃止・改正し、外商投資法が来年1月1日に順調に施行できるようにしている」と説明した。
唐氏によると、商務部はさらに投資円滑化を引き続き推進し、外商投資企業の審査・批准範囲の縮小を続け、審査・批准の権限を移譲している。今年上半期に審査・批准方式により設立された外商投資企業の割合は0.16%のみ。商務部は外商投資法の規定に合わせ、外資系企業の設立及び審査・批准の登録への変更を踏まえた上で、情報報告制度を構築し、企業の投資の利便性をさらに高める。これは来年1月1日より施行される。
中国の開放拡大の措置により、中国の外資導入はグローバル投資の減少の中でも、安定しつつ好転という発展の流れを維持している。今年1−5月の外資導入額は前年同期比6.8%増となった。唐氏によると、商務部は引き続き「外資安定」計画の実行を続け、外資促進行動計画の推進を掘り下げ、世界一流の外商投資環境を構築する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月3日