記者:日本との経済協力をどのように見ていますか。
応氏:遼寧省に進出した日本企業は7000社以上で、投資総額は240億ドルを超える。オリックスは今年3月に大連市で、金融サービスを集める大型ビルの開発を開始した。遼寧省委員会書記の陳求髪氏が4月に日本を訪問し、日本電算と5億ドルの投資で大連に新工場を建設する覚書に署名した。
遼寧省は地理的に日本と非常に近く、経済・貿易交流が緊密だ。今後は精密電子、石油化学工業、ロボット、医療・製薬、観光などの協力展開を希望している。東北地区は高齢化が進んでいるが、双方が養老・介護などの分野で協力を強化することに期待している。農業や農村振興の分野でもそうだ。
記者:遼寧省のGDPを見ると、2016年は前年比で2.5%減となったが、2017年は4.2%増、2018年は5.7%増となっています。
応氏:遼寧省は発展の谷底に入っていた。ところがこの2年で状況に大きな改善があり、ビジネス環境の改善が重要な力を発揮した。GDPも安定的に成長している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月15日
外资企业增加在中国东北投资 宝马决定新建厂