李昕氏は以下の見解を示した。まず、大国の消費市場は範囲が広く、企業の技術イノベーションの奨励、分業と生産の専門的発展と規模の経済の形成の促進につながり、産業の現代的発展に必要な条件を作り出す。また、大国の消費市場の規模面の優位性は経済成長の内部循環システムを形成し、自主発展能力と自己調整能力が高く、経済の強靭性があり、世界経済の変動の影響を食い止めることができる。
李昕氏は、「大国の消費市場は大国経済の持続的成長の基礎を築き、大国経済を内面から安定させる。内需拡大の障害を一旦取り除けば、巨大な国内の潜在ニーズは経済成長をけん引する強大な原動力になる」と話した。
馮俏彬氏は、約14億人の人口を抱える大国の優位性を経済成長の原動力に転換するには、質の高い発展の道を歩み、サプライサイド構造性改革を主線に、経済成長の質、効率、原動力の改革を推し進め、全要素の生産率を高め、産業発展と就職支援を通して人民の所得レベルを向上させ、約14億人の消費潜在力を引き出し、中国経済の質の高い発展の重要な支えにする必要があるとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月24日