レポートは、「今後の見通しは弱く、上方修正よりも下方修正される可能性が高い」との見方を示した。
石油輸出国機構(OPEC)とその盟友国による減産措置に加え、非OPEC産油国の減産で、石油市場の供給が不足しつつある。
但し、IEAは、こうした情況が一時的なもので、2020年の非OPEC加盟国の1日当たり石油産出量が220万バレルの大幅増となり、世界の石油市場に「十分な供給」がもたらされるとみている。
IEAは、経済的な不安が地政学リスクを隠しているが、米国とイランの湾岸地域での緊迫した情勢を引き続き注視する必要があるとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月13日