商務部研究院流通及び消費研究所所長の董超氏は、ここ数年にわたり中国経済が急速な成長を実現し、国民生活の水準が大幅に向上すると同時に、マクロ経済構造が大きく改善し、消費、投資、輸出が連携して経済発展を牽引する構図が次第に形成されており、経済発展の内生動力が大きく増強され、靭性と弾性が非常に強くなったと分析している。
「強大な国内市場は、中国がリスクと試練に対応する底力になる」。董超氏は、中国がすでに内需主導の経済成長段階に入り、消費市場発展の強い原動力、大きな潜在力、十分な持続力を持っているとの見方を示した。
商務部国際貿易経済協力研究院研究員の梅新育氏は、中国のマクロ調整の余地が大きく、産業発展の潜在力が大きいことは、試練に対応する靭性が強く、耐力も長いことを意味すると説明。FTSEラッセルが先ごろ、中国A株の構成比率を5%から15%に引き上げると発表したことは、中国A株市場に対する「信任票」を投じたことになると指摘した。
商務部国際貿易経済協力研究院院長の顧学明氏は、中国経済が耐力、粘り強さ、潜在力をみせていることが、中国が前進する自信と底力の支えになっていると話した。自身のロジックに基いて自身の道を進んでおり、いかなる力も中国が前進する歩みを妨げることはできないとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月26日