朱迎春氏は科技日報に対し、「国家財政科学技術支出は前年比で13.5%増加し、2013年以来の最高を記録した。特に中央財政科学技術支出の増加が目立ち、前年比9.3%増加し、ここ6年の最高となった。国家財政科学技術支出の大幅増は全社会が研究開発に重視し、研究開発に投資するという新たな局面を形成し、研究開発投資の多様化した構造を形成する」と述べた。
中国の研究開発費投入強度は2.19%で5年連続で2%を上回り、過去最高に達した。しかし李胤氏は、「中国の研究開発費投入強度は米国(2.79%)や日本(3.21%)などの世界の科学技術強国と比べるとまだ大きな差があり、基礎研究、政府資金の比率が低いなどの問題が目立つ。コア技術を形成し、ボトルネックを解決できる重要な科学技術成果が不足し、投入の効率を引き上げる必要がある」と率直に話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月2日