「仮眠」も生産力に
調査によると、会社員の昼休みは約2時間で、彼らは昼休みの消費項目の選択において、価格と利便性を優先する。
「フェイスケアの時に目を閉じて眠れる」と、ベッドに横たわりエステを受けながら呂鑫さんは話す。
最近、北京市の国貿CBDエリアで働き始めたばかりの呂鑫さんは初めて昼休みに職場の近くにあるエステサロンに行った。「昼休みにエステに行けば、休むことができ、仕事を終えて帰宅する時間にも影響しない」。体験後、呂鑫さんはなかなか良かったと思い、このエステサロンのチャージカードを作り、昼休みに何度か来ることにした。
昼休み消費の台頭は業者の方向転換を促し、需要に合わせ、多くの業者が昼休みの割引を開始し、昼休み消費は消費の新たな注目点と市場潜在力が巨大な項目になっている。
3平方メートルで良好な睡眠をとるにはどうするか
会社員の石さんには昼寝をする習慣があり、最近、「仮眠まくら」をインターネットで購入した。枕はL字型で、下の部分が8センチほど空いており、腕を入れることができる。「こうすれば腕への圧力を和らげ、机に伏せて昼寝をしても手がしびれない」と彼女は話す。
石さんのオフィスはよくある仕切りがあるつくりで、従業員1人あたりのスペースは3平方メートルもなく、限られたスペースでベッドも置けない。そこで、同僚の間で様々な「昼寝神器」の情報交換が行われた。椅子の背もたれの角度を調整して仮眠ベッドする人、光を遮るアイマスクや騒音を緩和するイヤホンを買った人もいるという。