中国の家電メーカーがエジプトの若年層に質の高い雇用の場を提供している。写真はエジプト中部ベニ・スエフ県にある康好科技公司の生産ラインで働く現地作業員(8月21日新華社)。
中国とエジプトはともに古代文明が栄えた歴史ある国であり、古くから友好交流を盛んにしてきた。国交樹立から今年で63年になるが、この間、両国は苦楽を共にし、一貫して相互に尊重、信頼、支援し合う関係を築き、激動する国際情勢の荒波を乗り越えてきた。
アラブ連盟の本部が置かれるエジプトは、中国とアラブ諸国との関係強化を推進し、協力関係を築く上でイニシアチブを発揮してきた。中国の駐エジプト大使で駐アラブ連盟全権代表を兼務する廖力強氏は先ごろ取材に対し、中国とエジプトの関係は即ち、中国とアラブの関係及び中国とアフリカの関係を示すものだと指摘した。
廖大使は、今後、両国は様々な分野において、これまで以上に協力関係を深めていくものと信じていると強調。両国の友好関係はナイル川の奔流のように前進し、中国とアラブ、中国とアフリカ、延いては人類の運命共同体を構築する上で一助となるだろうと述べた。