また記事によると、時価総額増加ランキング9位にオーストラリアの製薬会社CSLがつけている。同社は血液成分を原料とした薬品を扱う薬品のグローバル企業で、日本の武田薬品工業のライバルである。CSLが研究開発した小児血管炎などの疾病の治療薬は世界的に供給不足状態にあり、売上高は伸びている。
東南アジア企業に関しては、空港を運営するタイ空港会社は中国人観光客の増加により、株式の時価総額も増加した。ベトナムのコングロマリットVingroupは自動車分野に進出し、業務多様化を進めている。
『日本経済新聞』ウェブ版は、2020年の世界経済は引き続き不確定要素が満ち、投資家は企業の業績は保証されるかどうか、利益の「質」を重視するとみられる。サイト業務などの分野では、ランキング上位と下位の企業の差が拡大している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月4日