利用者が非常に多い列車駅と人が密集する車内は、新型肺炎抑制作業の重点と言える。各抑制作業が人手不足になれば、その影響は計り知れない。先日の春運Uターンラッシュで、鉄道の防疫作業はどのように行われたのか。どのような困難があったか。どのような改善点があるか。これらの社会が関心を寄せる問題を持ち、記者は西安から高速鉄道で北京に戻り、鉄道での防疫を自ら体験した。
出入りの多くの措置で鉄道の防疫対策
北京西駅で下車すると、まず消毒水の匂いがした。駅を出る旅客は急ぎ足で歩き、「乗車券チェックは行わない、立ち止まらず、素早く通過するように」と繰り返し放送されている。
駅の出口にゲート式の体温計と固定式の赤外線体温計が設置され、全旅客の体温測定を行い、発熱している人を見つけると自動でアラームが鳴る。各駅に検査所が設置され、体温に異常がある旅客を見つけると、手順に基づいて検査所で検査し、感染の疑いがあれば衛生防疫部門に引き渡す。
体温測定のほか、北京に戻った全旅客が「旅客情報登記表」(氏名、身分証番号、列車番号、上下車駅、車両、座席、北京の住所、連絡先など)に記入し、駅出口の情報回収箱に入れなければいけない。これはその後の調査と接触者情報の早急な確認に役立つ。2月13日0時から、北京に戻った全旅客は紙の情報登記表に記入する必要がなくなり、「北京通」アプリまたは百度、WeChat、支付宝で「京心相助」アプレットを検索して情報を届け出る方法に変更された。
「フロント」「バック」で全面サービス
車内で、北京鉄道局は車両巡回の回数を増やし、乗務員は旅客に正しいマスクの付け方を実演し、健康防護知識を放送し、旅客にできる限りのサポートとサービスを提供していた。
旅客が頻繁に触るトイレの手すり、洗面所の蛇口、座席の肘おきなどはウイルスが集まりやすく、乗務員は4時間ごとに消毒し、予防対策を徹底していた。