資金繰り、約束履行、受注が困難な貿易企業にとって、これらは運営の問題を解決できる措置であり、企業の負担を軽減することができる。
商務部外資司の宗長青司長は記者に対し、感染症により投資家の様子見心理が高まり、今年の中国の資金導入作業は保有量の安定と増加促進の圧力に直面し、資金導入はさらに厳しい状況になると率直に述べた。
中国国内の外資系企業は営業再開において、産業チェーンの各部分の業務再開の進度が異なるという問題に直面している。これは外資系企業の原材料供給と商品輸送を混乱させている。
これについて、今回の会議は、各地区と各部門はエリア・レベルごとに予防抑制を徹底すると同時に、全産業チェーンの急速な業務再開を進める必要があるとした。指導と協調サービスを統一的に進め、産業チェーンとサプライチェーンをスムーズにする必要がある。リーディングカンパニーが関連企業を引っ張り、業務再開能力を高めなければいけない。
また会議は、外資参入ネガティブリストの項目をさらに削減し、外資投資奨励産業リストを拡大する必要があると示した。
産業チェーンとサプライチェーンがスムーズになれば、外資系企業の問題を短期間で解決でき、市場参入を引き続き拡大し、ビジネス環境を改善することは長期的な角度から言って企業に安心を与えることになる。長期・短期的に言えば、外資安定が効果を上げれば、中国の世界の投資家を引き付ける力は引き続き向上する見込みがある。
中国国務院発展研究センター対外経済研究部元部長の趙晋平氏は、外資安定政策が的確に力を発揮するのに伴い、今年の中国の外資導入は適度に増加する見通しだとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月13日