日本の旅館や交通などの観光サービス業もオリンピックでのビジネスチャンスに期待していた。報道によると、オリンピック運営業者、競技団体、メディアスポンサーなどが360軒以上のホテルの4万6000室以上を予約している。東京の多くの有名ホテルの予約立は90%を超え、延期は今年の予約の全キャンセルを意味する。さらに、新型コロナウイルス感染症の流行は観光業にダメージを与え、今年7月と8月の日本の観光業は厳しい状況になる見通し。一部のホテルはオリンピック組織委員会と損失補償について話し合う方針。
3月25日早朝、国際オリンピック委員会と東京オリンピック組織委員会は共同声明を出し、すでに点火した聖火を日本に残し、延期後も「東京2020オリンピック」と称することを発表した。日本は3月26日に予定していた福島からの聖火リレーを中止し、新たな日程を組み直し、すでに決定している聖火ランナーを優先すると発表。安倍氏とともに電話会談に参加した橋本聖子五輪相は、オリンピックを来年夏に延期する考えを示した。現在、人々は新型コロナウイルス感染症の早期終息を願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月26日