モデル3スタンダードレンジが中国市場で試験に成功し、テスラはこの量産モデルの中国展開を加速化している。4月10日、テスラは即日からモデル3長航続・後輪駆動モデル(中国製)と高性能全輪駆動モデル(中国製)の予約受付を開始すると発表した。同社の担当者は、テスラの上海メガファクトリーは全力で生産を行い、生産能力を迅速に回復させ、2020年の生産台数15万台の目標実現を加速化していると述べた。
アナリストは、価格面の優位性とスケールメリットにより、テスラのA株産業チェーンの「仲間」は将来的に世界の供給業者になる可能性があると見ている。
上海工場の戦略的地位が突出
テスラの公式サイトによると、中国製のモデル3長航続モデルとPerformance高性能モデルの発売価格は41万9800元、補助金を差し引くと33万9050元になる。国産モデル3長航続モデルの国際調和排出ガス・燃費試験法に基づく航続距離は668キロメートルで、2020年6月から納車を開始する予定。
モデル3は販売全シリーズ車の国産化を実現している。アナリストは、国産モデルの充実化、国産化率の向上に伴い、テスラの製造コストは削減され、より多くの市場シェアを獲得するとの見解を示す。
テスラ上海工場は近頃、頻繁に情報を発信している。4月8日、テスラは上海メガファクトリーの生産ラインを公開し、組立作業場、塗装作業場、溶接作業場などを全面的に紹介した。同社の対外事務副総裁の陶琳氏は、テスラ上海メガファクトリーは全力で生産を行い、生産能力を迅速に回復させ、2020年の生産台数15万台の目標実現を加速化していると述べた。