テスラ上海工場は2月10日に操業を再開し、国内で比較的早く生産を再開した自動車工場の1つである。同工場の作業再開率は9割を超え、生産能力は感染症流行前の水準に戻っている。また、テスラ第2期プロジェクトの建設も全力で進められている。
2020年第1四半期のテスラの電気自動車生産台数は10万3000台で前年同期比33%増加、納車台数は約8万8000台で約15%増加し、第1四半期としては最高の成績となった。テスラによると、上海メガファクトリーは生産の面で記録を更新し続けている。
上海メガファクトリーの建設は勢いがあるが、その他の地区の工場は苦しい状況にある。
テスラは先日、減給と一部従業員の休暇を発表した。テスラ北米人事部が送ったメールによると、同社は4月13日から経費削減のために臨時的な減給措置をとる。
テスラは、米カリフォルニア州のフリーモント工場は5月4日に操業を再開できると見込んでいる。減給措置は今年第2四半期末まで実施する予定。