そのほか、タイは越境ネット販売を積極的に開拓している。アリババグループによると、6月1日から7日までに、アリババのサイトで販売されたタイの果物はドリアン14万個、ヤシの実32万個、マンゴスチン390個に達した。
中継販売に参加したことについて、ジュリン氏は『中国新聞社』の取材に対し、「タイのすべての国外駐在の商務領事館がタイの商品の販売員」になることを望んでいる。私はタイ商務省の責任者として、国の商品を宣伝する責任はさらに大きい。中国の消費者が今回の中継を通してタイの特産果物を知り、中国での知名度が上がるとよい」と述べた。
ジュリン氏は、タイ政府は越境ECサイトを通したタイ・中国貿易の促進を非常に重視していると話した。感染症流行期間、タイの商品の越境ECサイトを通した輸出量は安定した増加を維持した。ジュリン氏は、アフターコロナの時期、ネットショッピングは新たな常態的な生活スタイルと合致し、両国の越境ECサイトを通した貿易額は増加し続けるとの見解を示した。
ジュリン氏は、「中国の越境EC分野における成果と先進技術を高く評価し、感心している。両国が非常に良好な長期貿易関係を維持できることを望む」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月10日