炭素排出ピークアウト・カーボンニュートラル目標を実現するうえで省エネが果たす役割

炭素排出ピークアウト・カーボンニュートラル目標を実現するうえで省エネが果たす役割。

タグ:省エネ

発信時間:2021-07-24 17:06:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国は2030年までにCO2排出ピークアウトを、2060年までにカーボンニュートラルを目指すと宣言したが、これは人類運命共同体の構築を推進する責任と、持続可能な開発を実現するための内在的な要求に基づいた重要な戦略的決定だ。中国が実現を約束したCO2排出ピークアウトからカーボンニュートラルまでの所要時間は先進国に比べてはるかに短く、必死になって努力する必要がある。この過程において、省エネ活動の重要な役割を確実に発揮し、エネルギー効率のレベルをさらに高め、省エネ産業を強化する必要がある。


 改革開放政策以降、特に第18回党大会以降、中国は省エネ分野で目覚ましい成果を上げた。「新時代における中国のエネルギー開発」白書によると、国内総生産(GDP)1単位あたりのエネルギー消費量は2012年以降、累計で24.4%削減されたが、これは標準炭換算で12.7億トンのエネルギー消費量の削減に相当する。今後について我々は、省エネ優先の方針を一段と徹底し、経済社会発展の全過程に省エネの考え方を行き渡らせ、省エネ型社会の形成を促進、CO2排出ピークアウトとカーボンニュートラルの目標実現に向け邁進する必要がある。


 新しい発展段階では、新しい発展理念を徹底し、質の高い発展を堅持するべきだ。我々はエネルギー効率レベルの顕著な向上を積極的に推し進めるうえでも新しい発展理念を指針とし、関連活動の質と効率の向上を図り、実行可能な打開策を見つける必要がある。

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