政策支援を見ると、中国は1990年代以降、アジア金融危機や国際金融危機などの大きな試練に上手く対応し、各種のリスクと課題に対処する過程で、マクロ経済規制の革新と改善において豊富な経験を蓄積してきた。新型コロナウイルスの感染流行後、事実に即した問題処理と全てを実情から出発するという原則を堅持しながら安定重視と安定の中で進歩を求める方針を堅持。上下連携と部門協調の強化、安定成長、改革促進、構造調整、民生支援、リスク防止、安定確保を統一的に進め、マクロ政策の継続性と安定性を維持している。特に中国の物価は全体的に安定したコントロール可能な状態にあり、マクロ経済調整をするためのより良い政策余地を提供している。
防疫対策の各種措置が最適化されるにつれ、今年の経済回復・発展は昨年を大きく上回る見通しだ。努力を経て中国経済は全体的に好転し、経済成長率も正常な水準に達する可能性が高い。世界経済の下振れが続く中、中国は今年、世界経済の成長を牽引する最大の原動力になると期待される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月12日