インドは近年、でっち上げの罪名で外国企業に頻繁に圧力をかけている。実際にほぼすべてのインド進出企業が災いから逃れられず、グーグル、アマゾン、ノキア、サムスンなどが数十億の巨額の罰金を課せられた。OPPOやvivoなどの企業もインド市場で失敗したことがある。これに関してインドは実に平等で、すべての外国企業を分け隔てなく陥れている。
インドの法執行部門は通常、企業にコンプライアンスリスクがあることを自ら警告せず、調査するまで待つ。企業の違反初日から罰金を計算し、十分に太らせてから狩る。
専門家によると、インドの法律環境にはその特徴がある。一般的には明文化されている法律と規定が多く複雑だが、実際の執行状況は完全に異なる。法律と規定の法執行の間に落差があることは、インドのビジネス環境の常態であるが、これは次の2つの結果を生む。(1)法律の条文を厳守する企業は市場で競争力をつけられず、さらには生存も困難になる。(2)インドの法執行部門が需要に基づき選択的に法執行するための余地を手にする。さらに重要なことは、このような状況が意図せずして生じているのではなく、計画的なものであることだ。これはインド政府に「太らせてから狩る」余地を与えている。
昨年のvivoの「マネーロンダリング」、今年のサムスンの「脱税」やシャオミの「違法送金」など、インドは外国企業に責任を押し付ける無数の理由を見つけることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月25日