スパコン「天河1号」、年内にも国産チップ搭載へ

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発信時間: 2010-04-08 16:58:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

天津市科学技術委員会によると、毎秒1千兆回の演算処理ができる中国初のスーパーコンピュータ「天河1号」に今年下半期、中国が独自に開発したCPUチップ「飛騰」が組み込まれ、演算速度や効率が大幅にアップする。新華社のウェブサイト「新華網」が7日伝えた。

天河1号は開発当初、CPU以外のコア部品やチップ配線、OSはすべて国産のものだったが、今では超高性能CPUの課題も克服した。まもなく組み込まれる国産チップ「飛騰」は、国防科技大学が「天河」シリーズのサイズに合わせて特別に製作したもので、すでに世界の主流サーバーCPUと同水準に達している。

国産チップを搭載後、天河1号のピーク時の演算速度は現在の毎秒1206兆回を超え、実際の演算処理も毎秒1千兆回に達するとされる。鍵となるチップの完全な「国産化」により、天河1号の情報セキュリティはさらに確保される。

「人民網日本語版」2010年4月8日

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