科技部の万鋼部長は16日、「中国は世界最大の自動車生産国と消費国になった。自動車産業は新エネルギー車の道、電気自動車の道を歩まねばならない。2020年までに中国の電気自動車の年間生産台数は100万台になるだろう」と述べた。新華社が伝えた。
中国の自動車産業は急成長している。どの家庭でも自動車を利用するようになれば、人々の生活が便利になる一方で、環境への影響も大きい。中国の主要都市では大気汚染の70%が自動車の排気ガスによるものだ。このため自動車産業は新エネルギー車の道を歩まなければならない。
都市の自動車保有台数急増による諸問題を緩和するには公共交通機関を発展させ、公共交通機関が最も安全で、便利で、市民に適した交通手段となることが重要になる。新エネルギー車や電気自動車の普及と同時に、公共交通機関の整備も進めていく必要がある。
「人民網日本語版」2010年10月18日