郎平さんが女子バレーチームの監督に

japanese.china.org.cn  |  2013-05-01

郎平さんが女子バレーチームの監督に。

タグ:女子バレーチームの監督に

発信時間:2013-05-01 10:39:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

林国本

かつて世界で五連覇の戦績に輝いた中国女子バレーボール・チームは、このところベテラン選手の引退、強豪諸国チームの戦力の向上や後続の優秀選手の補充が思うとおりにいっていないなどもろもろの原因により下り坂にあるように見られている。そして、次の監督の人選がなかなか決まらなかったので、一部ファンはイライラしていた。しかし、4月25日、とうとう郎平さんが監督に就任することに決まった。

1960年生まれの郎平さんは、中国女子バレーボール・チームの五連覇を経験した人でもあり、かつて中国女子バレーボール・チームの監督としてアトランタ・オリンピックで中国チームに銀メダルを獲得させることに貢献した。その後、アメリカ女子チームの監督を務めていた時期に、アメリカ女子チームの銀メダル獲得にも寄与したことがある。そのキャリア、国際的視野からいって最適の人選とみられており、ファンたちも期待を抱いているようである。


郎平さんは、今回監督就任に至るまでにいろいろ考えさせられたらしいが、女子バレーボールのかつてのベテランとして、とうとう就任を決意したらしい。

世界女子バレーボール種目の現状を見ると、強豪がひしめいており、また、中国女子チームは攻撃、守備ともに強力なメンバーがそろっていないので、かなりのベテランたちは監督就任のリスクを考え、二の足を踏んでいた。

バレーボール主管部門は郎平さんをバックアップして全面的に協力することを明らかにしているが、私見としてはどのスポーツ種目に対しても長い目で見守ってあげる必要があると思う。1回や2回の戦績不振でプレッシャーがかかるような環境ではどんな名監督も全力を発揮できないと思う。


中国では卓球、飛び板跳び込みなどの監督は世界でもダントツの戦績に輝きつづけているので、ある意味では気楽な稼業と見られているかもしれないが、下り阪にある種目の監督のプレッシャー、ストレスは大変なものである。ファンたちは、平常心で長い目で見守ってあげる心構えが必要ではないだろうか。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月2日

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