池田秀一氏との協力関係も関心の的で、池田氏が自伝『シャアへの鎮魂歌』を書いたように自伝を書くつもりがあるのか、と質問された。それに対して、古谷氏は「昔はゲームとかパチンコとかを一緒にやっていました。今は酒友達。今は忙しくて本を書く時間はないが、時間があれば書きます」と答えた。
三、声優として重要なのは感受性
声優として重要な要素について、古谷氏は「感受性」を挙げた。「悲しい時に素直に涙が出ること。嬉しい時に大いに喜ぶこと。豊かな心を持つのが重要。次は僕みたいに格好いいこと」と冗談を混じえつつ答え、会場は盛り上がった。
スクリーンを見ながらアムロ・レイ役を実演しているところ
その後、北京外国語大学の学生による『機動戦士ガンダム』の一幕のアフレコを評価し、自らもアムロ・レイの役を実演した。
ファンに囲まれてサインしているところ
これは「JRP日本語・日本文化世界会議in北京」の一環として行われたものである。
「チャイナネット」2007年10月16日