南京博物館収蔵の不老不死の薬とは?
不老不死の薬のために徐福を東海に遣わせた秦の始皇帝を始め、古代には多くの人が不老不死の薬を求めた。南京博物館には、1600年前の東晋時代に作られた「不老不死の薬」が収蔵されている。1965年に象山にある東晋時代の有名な書家・王羲之一族の陵墓が発掘された時、200個の全体が真っ赤で米粒ほどの大きさの粒が入った箱が発見された…
新中国60年 考古学の発展と貢献
1949年の新中国成立によって、中国の考古学は新たな時代を迎えた。この60年、中国の考古学は急速に発展し、実り多い成果をあげた。重大な発見や研究も数多い…
七夕節の文化
初秋の七夕(旧暦7月7日)の夜――。娘や婦人たちが中庭に集まって、お供えを並べ、織女星(おりひめ星)を祭る。そして、針仕事が上達するようにとひそかに祈る「乞巧」をする。この詩情あふれる星祭りの風習は、いつから始まったのだろう。また、何を意味しているのだろう…
外国人を困惑させる中国の「酒席社交」
筆者(『環球時報』の記者)が駐在する日本の小さな町は、広東省のある市と姉妹都市を結んでおり、双方の人的交流が盛んに行なわれている。日本のその市の市長は、中国の酒文化に感心しながらも、頭を悩ませている。「中国はさすが、悠久な文明を持つ国。お酒を飲むのにこれだけ多くの作法があるとは」と話す…
写真集:三星堆博物館の神秘的な収蔵品
1929年春、一人の農民が、溝を掘っていた時に偶然、美しい色をした玉を見つけた。これが、数千年前の古代王国が眠りから覚めた瞬間だった。三星堆遺跡の文物は、歴史的、科学的、文化的価値があるだけでなく、芸術的な鑑賞性にも富んでいる…
ホワイトカラー アフターファイブは露天商
暑さ冷めやらぬ夜7時、北京市北西部に位置する当代商業圏は依然として人でごった返している。張元さん(27歳)は愛車のビュイックを映画館の近くに停めた。そしてトランクから折りたたみ式のハンガーラックを取り出し、手慣れたようすで後部座席に積んであったTシャツを掛けると、露店を開いた…
人気爆発の「麦兜」 中国アニメ産業のヒントに
「先生、私には腰がないの」。この行動が鈍く、太っていて腰もない子豚は、その単純で楽観的な性格と根気強さで人々の心を捉え、「トランスフォーマー2」や「ハリーボッター」などの海外の大作に匹敵する唯一の国産映画となった…