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国連総長、途上国の気候変動対応への援助を呼びかける
発信時間: 2009-12-10 | チャイナネット

国連のパン・ギムン事務総長は9日、「来週、コペンハーゲンでの国連気候変動会議に出席し、発展途上国の気候変動対応に資金援助をいち早く提供する関連基金の設置を提案する」と述べた。

これはこの日ニューヨーク国連本部で行われた関連会議で述べたものだ。パン・ギムン事務総長はその際「私はコペンハーゲン会議で、今後3年間、毎年100億ドルの資金を拠出し、発展途上国のクリーンエネルギーの発展に対する支援を呼びかける。ここ数年、気候の変動により、洪水や旱魃などが頻発し、世界では年間数百万人が被害を受けている。自然災害が多い国と地域は、気候変動の対応では十分な資金がない。コペンハーゲン会議で最終的にどのような協定が結ばれても、それは気候変動への対応が重点でなければならない。これは道義上きわめて重要であり、実質的な意義がある」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年12月10日

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