孫副司長は同地で開かれた気候変動対応とグリーン低炭素発展に関するハイレベル国際フォーラムで、次のように説明した。中国政府は気候変動対応問題を非常に重視しており、2006年に「温室効果ガス放出量を抑える」という文言を第11次5カ年計画(2006~10年)に盛り込んだ。中国は2006年から2010年までの5年間に単位GDPあたりのエネルギー消費量を19・1%減少した。また標準炭換算で約4億9000万トンのエネルギーを節約した。これは二酸化炭素の排出量を約11億トン削減したことに相当する。
中国は気候変動対応事業を第12次5カ年計画(2011~15年)要綱に組み入れており、計画要綱は第12次5カ年計画期に単位GDPあたりの二酸化炭素排出量を17%削減する目標を打ち出し、再生可能エネルギーがエネルギー全体に占める割合や森林カバー率などの関する指標も明らかにしている。
(新華網日本語=中国通信社) 2011年6月25日