気候変動に対応する 中国の政策と行動(2011)

気候変動に対応する 中国の政策と行動(2011)。

タグ: 気候変動 中国の政策と行動 国務院報道弁公室

発信時間: 2011-12-19 12:00:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

(五)二酸化炭素吸収源の増加

森林の二酸化炭素吸収源を増やす。「三北」(華北、東北、西北)重点防護林プロジェクト・長江中・下流域地区の重点防護林プロジェクト、耕地の樹林復元プロジェクト、天然林保護プロジェクト、北京・天津風砂源対策プロジェクトなどの生態建設プロジェクトを引き続き実施し、植林による二酸化炭素吸収源増加テストをくり広げ、林業の経営と持続可能な管理を強化し、森林蓄積量を増やし、中央財政が造林に拠出する補助基準を引き上げ、1ムー当たりの補助額を100元から200元に引き上げ、中国グリーンカーボンシンク基金会を設立した。現在、中国の人工林保存面積は6200万ヘクタールで、全国の森林面積は1億9500万ヘクタールに達し、森林カバー率は2005年の18.21%から2010年の20.36%に上昇し、森林蓄積量は137億2100万立方メートルに達し、全国の森林・植生の炭素蓄積量は78億1100万トンに達した。 農地と草地の二酸化炭素吸収源を増やす。草原・牧畜地区では草と家畜のバランスをとり禁牧・休牧・画定地域での輪牧などの草原保護制度を実行し、草原での過度な放牧を抑制し、草原の退化を防いでいる。退牧還草(放牧地の草原復元)プロジェクトの実施範囲を拡大し、人工飼育地区と灌漑牧草地帯の整備を強化している。草原の災害予防対策を強化し、草原カバー率を引き上げ、草原における二酸化炭素吸収源を増やしている。2010年までに、全国の保護的耕作技術の実施面積は6475万ムー、機械化されている不耕起栽培面積は1億6700万ムー、わらを機械で粉砕して耕地に戻し再利用する耕地の面積は4億2800万ムーとなっている。

 

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