記者:「十四五」計画の「提議」では、環境汚染防止堅塁攻略戦に徹底的に取り組む必要があると提起された。今後5年間、環境汚染対策についてどのように「徹底的に」進めるのか?
黄部長:「第13次五カ年計画(十三五、2016~2020年)」期間に環境汚染防止堅塁攻略戦で、1つの答が導き出された。今後は、環境汚染対策の徹底に向けたトップダウン設計をしっかりと検討し、生態環境の質を持続的に改善、人々の生態環境に関する獲得感・幸福感・安心感を高めていく考えだ。
環境汚染防止堅塁攻略戦に勝利するには、第1に汚染源の・システム的・全体的なガバナンスを強化する必要がある。生態環境を高度に保護することで、産業構造・エネルギー構造・交通輸送構造・農業構造などの調整を加速、汚染源の防止と管理にさらに注力する必要がある。生態系の全体性と流域の体系を拠り所とし、汚染源を追跡、体系的に管理し、協調連携を強化、自然界のさまざまな生態学的要素の協調管理を強化し、各措置の連動性を高める必要がある。
第2に、的を絞った・科学的な・法に依る汚染対策を強化する必要がある。科学的な汚染対策については、管理措置の的確性と有効性を確実に高める必要がある。的を絞った汚染対策については、問題・時間・場所・対象・措置の「5つの精確」を徹底する必要がある。法に依る汚染対策については、法に依る行政・統治・保護を堅持する必要がある。
第3に、環境汚染防止堅塁攻略戦の鍵となる分野・指標で、新たなブレークスルーの実現を促す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月8日
![]() |
![]() |
![]() |