中国政府の招きに応じ日本政府は、福田康夫元首相を名誉顧問、元外務大臣で日中友好議員連盟の高村正彦会長を総団長とする青少年友好代表団を派遣し、その約1000人が12月18日、9つのルートで続々と中国に到着した。
北京空港に到着した青少年団の団員たち
高校生分団の団長を務める大阪府立芥川高等学校の山下勉先生(中)
北京空港に到着した青少年団の団員たち
北京都市企画展覧館を見学する青少年団の団員たち
代表団は今後、北京、寧波、杭州、瀋陽、大連、済南、青島、深セン、広州、西安、南昌、上海、天津などを分かれて訪問し、オリンピックが行われたスポーツ施設や経済技術開発区、民俗文化の観光名所などを訪問する。また企業や地域社会、大学、農村を視察し、ホームステイや家庭訪問をして、中国の青少年と交流を行い、中日双方が北京で開催する「中日青少年友好交流年」の閉幕式にも出席する。
今年は両国政府の指導者が共同で定めた「中日青少年友好交流年」で、文化、学術、環境保護、科学技術、メディア、映画・テレビ、観光などの分野で、様々な青少年交流イベントが開催されることになっている。
「中日青少年友好交流年」は、中日関係の改善と発展を促進するために、『中日平和友好条約』締結30周年記念をきっかけに始まった。2007年の「中日文化・スポーツ交流年」と中日国交正常化35周年記念に引き続き、両国国民の感情の交流を増進し、友好事業の後継者を育成するための重要な交流イベントだ。
「交流年」の実施窓口は、中華全国青年連合会と日本外務省。中国側は、中華全国青年連合会、中国共産党中央対外宣伝部、中国共産党中央対外連絡部、外交部、国防部、財政部、教育部、文化部、中国民航総局、国家放送映画テレビ総局、国家体育総局、国家観光局、国務院新聞弁公室、中日友好協会など14の機関からなる「交流年」中国側組織委員会を発足させた。
代表団は18日午後、北京都市企画展覧館を見学した。早稲田大学修士課程の三輪紘子さんは、「7年前に中国にきたことがありますが、今回、五輪の開催で北京は大きく変わり、驚きましたと語り… 全文へ
「チャイナネット」2008年12月18日