さらに、「中国政府は食品安全の問題に責任をとっており、日本を含む関係国との協力を強化していきたい。東中国海問題について中日両国は、すでに原則的共通認識に達成したが、今後も引き続き努力し、関連の問題を適切に解決して、東中国海が平和、協力、友好の海になるよう力を合わせていくべきだ」と強調した。
これに対して麻生首相は、「日中両国は隣国であり、戦略的互恵関係を発展させなければならない。日本側は、中国側とのハイレベルの往来を保ち、二国間関係や地域間問題、国際問題について意見を交換し、国際金融や6カ国協議など、重要な問題について交流していきたい。日本側は日中経済ハイレベル対話を大いに重視しており、このメカニズムを絶えず改善させ、重点分野における両国協力の拡大を希望する。また日本側は、関連措置を打ち出し、青少年の交流を積極的に奨励して、両国の民間友好の増進を促進していく。食品安全や東中国海問題では、中国側との協議や協力を強化し、関連した問題の適切な解決を期待する」と語った。
「チャイナネット」2008年10月24日