ホーム>>中日両国>>視点
景気減速が日本社会にもたらした4つの変化
発信時間: 2009-01-15 | チャイナネット

文=黄文煒

このほど『東方時報』所載の記事は、景気の減速が日本社会に4つの変化をもたらした――ホームレスの人たちが突然増え、倹約が自覚的行動となり、日本人が共産党に期待感を抱き始め、プロレタリア文学作品もよく売れるようになったと述べている。記事の要旨は次の通り。

 

 変化1:ホームレスが突然増加  変化2:自ら進んで倹約
 

 

2009年の日本の新年で最も注目を浴びたのは「年越し派遣村」だろう。14に厚生労働省の講堂では270人、比谷公園に設けられたテントでは219人が夜を明かした

 

 

最新の世論調査によると、52%の日本人が10年後の生活はさらに悪化すると考えており、好転すると考えている人はわずか12%だった

 変化3:共産党に期待し始めた日本人  変化4:プロレタリア小説が人気
 

 

日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』の読者も、去年はわずか半年で18000人増加した。日本共産党の党員は40万人で、国会議員は16

 

 

日本の出版社イースト・プレスが出版したマルクスの『資本論』の漫画版は、年末年始に日本で飛ぶように売れた。イースト・プレスは、金融危機による影響が最も大きい30歳以上を読者ターゲットに定めていた 

 



1   2   3   4   5    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 日本から来た中国磁器

· 日本と中国の「成人式」 新成人の意識づくり

· 日本に最初にパンダを贈ったのは唐の則天武后

· 3Gを機に中国市場に復帰する日本メーカー、機会と挑戦が併存

· 人民日報の駐日記者:過熱する日本の与野党論戦