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マイホーム購入に夢中な中国人に日本人は疑問
発信時間: 2009-11-26 | チャイナネット

中国では家を買うために高いローンを背負った人たちのことを「房奴」と呼んでいるが、「房奴」を描いたテレビドラマ「蝸居(蝸=カタツムリ)」が中国で大ヒットしている。

「中国青年報」が19日に行った「幸せと家の関係」に関するオンライン・アンケートによると、8割の中国人は「幸せは家と関係がある」と回答しており、そのうち69.9%の人は「幸せな家庭に家は必ず必要」と答えた。しかしこの結果が日本で報道されると、日本のネット利用者は中国の人たちとは全く異なり、9割以上の人が「幸せと家は関係ない」と答えた。

日本人ネット利用者の言い分

Jimさん:やっとのことで家を持ったが、ローンが返済できず住むことができないなんて本末転倒だ。日本のバブル期には多くの人が投資目的で家を買ったが、バブル崩壊とともにすべてを失った。中国の人たちはバブル崩壊後のことを意識しているのだろうか。中国は日本と同じ轍を踏まないでほしい。

Xibさん:中国には家を借りる人たちの権利を守る法律がなく、ある日突然、引っ越しを求められることも多いが、自分の家だからといって法律で守られるとは限らない。しかし「房奴」になっても家を買う人はとても多い。

Ojaさん:中国の土地は国のもので、家を買っても土地の使用権が認められるだけで、何の価値もない。でも中国人はコンクリートで出来た箱を買うために汗を流してがんばっている。

中国人ネット利用者の言い分

北京のネット利用者:がんばって一流大学に入った。田舎から都会に出て来て、やっと北京の戸籍を手に入れたのに、家は高くて買えない。両親の老いた顔やタコの出来た手を見ると涙が出る。両親にいい老後を送らせてあげることもできず、本当にやるせない。

南京のネット利用者・すねかじり:親に助けてもらって家を買い、一緒にローンを返している。両親には申し訳ないと思う時もあるが、仕方がない。でも人生は長く、自分の努力だけで幸せになれると信じている。

江蘇省のネット利用者・娟子:賃貸に賛成だ。周りの多くの人たちは家を買っているが、ローンを返すために買った家を他人に貸し、自分たちはそれより安い所に住んでいる。ローンの返済のためにおいしいものも食べず、服も買わず、親や子供の世話をする暇も惜しむ。そしてやっとローンを返し終わった時には、子供は大きくなってかまうことも出来ず、親はいなくなっているかもしれない。それに自分も年を取っているなんて、割に合うとは思えない」

「チャイナネット」 2009年11月26日

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