共同プロデューサーを務めたチャールズ・ハンブルトン氏
一週間前に米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ザ・コーヴ」が3月13日と14日に、上海と北京で2回の特別ロードショーを行い、いずれも満席となった。
北京での公開前、共同プロデューサーを務めたチャールズ・ハンブルトン氏は、「中国人の観客の『ザ・コーヴ』に対する関心の高さにびっくりした」と語った。また、「上海外国語大学の講堂では、2000人以上の学生のうち80%がこの映画を見たことがある」と具体的に述べた。
公開されたのは米国バージョンで中国語の字幕はなかったが、それで席を離れた人は一人もいなかった。30分近くの放映中、イルカを殺すシーンに驚く観客が多く、「びっくりした。悲しくて複雑な気持ち」と話す観客もいた。
「チャイナネット」 2010年3月16日