中国人社員が見た日本企業(1)

タグ: 中国人社員 異文化 日本企業 等級 椅子の違い 新華社東京分社前社長 冮冶

発信時間: 2010-03-22 09:50:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

張氏はもともと国内では権威あるニュースメディアの記者だった。日本に3年留学し、修士課程を取得した後、この会社で就職する機会があった。最初、彼は日本の会社のまるで軍隊のような上下関係になじむのに非常に苦労した。「でも、なじめるように自分自身に無理強いするしかありません、そうでなければ、自分も大変ですし、他の人にも迷惑をかけてしまいます。」

「中国人が日本の会社で働くことは、通常、精神的な疲労を伴います。もちろん、日本人も同じです。日本の会社の社員には、一種の職業病が蔓延しています。『五十肩』というものです。私もここ数年で、この病気にかかりました。常に精神を張り詰めて、腰をぴんと伸ばして、肩も張って、あちこちに気を遣って、この病気にならないわけがないですよね?」張氏は冗談を言って笑った。

「ですが、この軍隊のような会社環境でも、慣れれば多くの学ぶべきところが見えてくるものです。軍隊はなぜ強いか、それは上司の意図を厳格かつ迅速に徹底できるからです。会社では自我はなく、あるのは上司の命令のみです。部門間で責任のなすりつけ合いになることはめったにありません。そうなったとしても、非常に簡単に解決できます。上からの一言があれば解決です。」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月22日

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