中国国際貿易促進委員会と日本商工会議所が主催した「中国・日本中小企業発展フォーラム」が北京で行われ、中日両国の経済業界の専門家や政府、企業の代表たちが中小企業の今後について議論を展開した。
日本商工会議所の岡村正会頭
会場の様子
日本商工会議所の岡村正会頭(東芝会長)を団長とした日本商工会議所の代表団は21日、中国国際貿易促進委員会の招請に応じて訪中した。5日間の中国滞在中には、国務院の張徳江副総理や商務部の易小準副部長など、関係部門や委員会の指導者と中日経済について意見交換することになっており、グループに分かれて天津市や河北省唐山市、上海なども見学する予定だ。この中小企業発展フォーラムは訪中活動の一環として実施された。
フォーラムではまず日本商工会議所の岡村正会頭、中国国際貿易促進委員会の兪暁松特別顧問、工業と情報化部の朱宏任・総エンジニアがあいさつし、ホンダの特別顧問である吉野浩行氏が、「中小企業からグローバル企業の発展の軌跡」というテーマで基調講演を行った。その他にも万寿家(天津)食品有限公司の浜田吉司副董事長、東証上場を果した中国博奇環保科技(チャイナ・ボーチー)の白雲峰総裁など、中日両国の企業家5人が海外市場での奮闘記を語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月23日