こころのケア人材育成プロジェクト
タグ： 四川大地震 日本支援 心理社会的支援 こころのケア 人材育成 プロジェクト
発信時間： 2010-05-13 10:41:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
2008年5月12日、四川省ブン川を震源地とする大規模地震が発生してから２年がたつ。在中国日本大使館筋によると、この2年間、日本政府および日本の関係機関は主に次のような支援活動を実施した。
こころのケア人材育成プロジェクト
被災地における心理社会的支援に従事する人材の育成やモニタリング体制の確立等を通じ、地域に根ざした持続的な支援実施体制を整備することを目的とした技術協力プロジェクト。このプロジェクトは、中華全国婦女連合会をプロジェクト実施機関とし、衛生部系統、教育部系統とも連携しつつ、①心理社会的支援のための運営管理メカニズムの構築、②トレーナー研修形式による人材育成、③心理社会的支援に対する政府、地域住民の意識・理解の向上の3点を成果に据えて協力を展開している。
「健康・福祉」分野に関しては、今なお、被災地では震災体験に関連した（契機とした）精神保健上の問題が指摘されており、アルコール依存やうつ、自殺、外傷後ストレス障害（PTSD）等の報告が後を絶たない状況であることから、心理社会的支援に対する需要および緊急性は非常に高い状況である。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2010年5月13日
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
関連ニュース
一覧同コラムの最新記事
