笑い・涙・感動が満ちた北京二外の日本語による演劇大会

タグ: 演劇大会 日本語 教育 

発信時間: 2010-05-12 17:42:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

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『シンデレラ』

ガラスの靴ではなくカツラを手がかりにシンデレラを探す男装した女子学生の王子、コナンの推理で犯人を捕まえハッピーエンドを迎えたロミオとジュリエット。

これは11日午後、ハイレベルな日本語教育で知られる北京第二外国語学院(以下は「北京二外」と略)の明徳ホールで開催された第30回演劇大会の一場面だ。この大会には、在中国日本国大使館の山田重夫公使、日本国際基金日本文化センターの杉田松太郎氏、株式伊藤洋華堂北京代表所の梅沢健一氏、北京日本学研究センターの徐一平主任らが審査委員として出席した。

「日本語のレベルを引き上げ、日本語のテクニックを研究し合い、学習の経験を交流する」ことを目指して1979年から始まったこの演劇大会は、北京二外日本学部の伝統的なイベントとして今年で30回目を迎えた。

北京第二外国語学院の邱鳴副院長は「演劇の稽古は、学生たちが学んできた日本語を活かすことができ、日本語への興味を深めることにもなります。それにこの演劇大会は北京二外の看板行事として、日本語の教育界によく知られるようになりました。私たちはこれからも日本語の教育に力を尽くし、中日両国の各面での交流や人的往来のために人材を育成していきたいと思っています」とあいさつした。

各学年の学生たちは、「シンデレラ」「ロミオとジュリエット」「家族会議」「幸せなレストラン」「ネックレス」など12の演劇を披露し、ユーモアのあるセリフや完璧なストーリ、優れた演技で観客たちの笑いを誘った。そして1位には、生死を越えて姉妹の愛を表現した3年3組の「イキガミ」が輝き、最優秀女優賞と最優秀脚本賞も受賞した。

『イキガミ』

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