ブン川大地震後、日本は26校の再建を支援

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発信時間: 2010-05-12 16:49:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

汶(ブン)川大地震の発生から2年がたつが、ブン川再建のアウトラインが出来上がり、街は活気を取り戻した。中日両国も病院や学校の再建、こころのケアを行う人材や耐震建築人材の育成、地震緊急救援能力の強化などで協力を強化している。病院や学校の再建に関しては、震災当初からこれまでに四川省・甘粛省・陝西省の26学校、39郷鎮レベル衛生院、54村落衛生ステーションの再建が日本の支援によって行われている。

仮設住宅のそばで友達と遊ぶ7歳の鐘毅さん(5月8日)

在中国日本大使館筋によると、被災地での住宅の再建、学校や病院の再建、被災者の生計の具体的な支援は次の通り。

・住宅再建支援:

国際赤十字連盟を通じ、四川省徳陽市綿竹市内の合計1万9743世帯、110,700,000人民元を住宅再建支援として農民被災者世帯へ提供した。(2009年12月~2010年1月にかけて実施)

・学校・病院再建支援:

震災当初からこれまでに、四川省・甘粛省・陝西省の26学校、39郷鎮レベル衛生院、54村落衛生ステーションの再建を行っている。うち、12学校、8郷鎮レベル衛生院、26村落衛生ステーションは2009年5月12日以降に支援が決定したもの。 また震災1周年より前にスタートしたものも含め、既に再建が完成した事業は12学校、12郷鎮レベル衛生院、2村落衛生ステーション。うち、震災1周年から2周年にかけて完成したものは、11学校、11郷鎮レベル衛生院、2村落衛生ステーション。

・被災者生計支援:

国際赤十字連盟を通じ、四川省徳陽市綿竹市内で山崩れなどで農地を失い移転を余儀なくされた山岳地区住民や震災で障害を負った人々を対象に、就労促進職業技術研修事業を2010年3月から開始している。既に8コース(創業2コース、キウイ栽培3コース、養豚1コース、農家体験型観光経営2コース)315人分が終了。7コース(創業3コース、養豚1コース、農家体験型観光経営2コース、年画制作1コース)245人分が現在実施中。

・草の根案件

2008年より、日本政府としてブン川地震関連の案件として、病院・学校建設等20件の草の根無償案件を実施している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月12日

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