中国の所得格差問題は日本よりはるかに複雑

中国の所得格差問題は日本よりはるかに複雑。 3人の収入のこれほどの大きな差は、中国の住民所得格差が次第に拡大していることを如実に現している。これを背景に、日本厚生労働省と中国人民大学法学院の共催による「中日労働政策と法律討論会」が29日、北京で開催された…

タグ: 中国 所得格差問題 日本 複雑

発信時間: 2010-06-30 15:23:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

李実主任は、中国の収入格差のさらなる拡大を避けるため、次の面で有力な措置を採らなければならないと指摘した。

いくつかの独占業界と製造業の所得格差

1、都市部と農村部の収入の格差を縮小する。1997年、中国の都市部と農村部の住民収入の比率は2.6:1で、2010年は3.33∶1に達し、格差は先進国ばかりでなく、ブラジルやアルゼンチンなどの発展途上国より大きい。

2、独占部門と競争部門の間の所得格差を縮小する。「1980-90年代、金融、電力、通信などの業界の給料は製造加工業とほぼ同じだったが、独占的地位が強まるにつれ、これらの給料レベルは社会平均レベルをはるかに上回っている」と李実教授は指摘した。

中国の教育収益率

3、均等な教育の機会を提供する。中国では教育収益率が次第に上がっている。1990年、教育収益率は2.5%だったが、2002年には7.8%に上がった。

4、収入の流動性を高める。

5、税収の調整を強化する。

6、腐敗による収入を取り締まり、「グレー収入(不正当収入)」を規制する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月30日

     1   2  


コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。

一覧同コラムの最新記事