馬副省長(右)は募金活動を行った日本人に感謝の意を述べる。 段躍中撮影
「日本僑報」によると、7月12日夜、日中友好会館主催の中国青海省震災復興訪日視察団歓迎レセプション東京で開催された。谷野作太郎日中友好会館会長代行、馬順清青海省副省長、西村智奈美外務大臣政務官、阮湘平中国大使館公使参事官らが出席され、挨拶した。
今年4月14日、中国青海省でマグニチュード7.1の地震が発生し、死者1万2千人、倒壊家屋10万戸の被害を被った。現地の行政関係者を中心とする災害復興訪日視察団は、団長馬順清青海省副省長以下30名が、日本外務省の招聘により、7月11日から17日まで訪日される。
一行は訪日期間中、日本国関係省庁(財務省、厚生労働省、環境省、経済産業省)と意見交換を行うほか、東京都、新潟県、兵庫県を訪問し、日本国の防災、災害復興に対する行政の取り組みと実情を視察し、青海省災害復興計画の参考とするとともに、防災、災害復興分野における日中間の協力強化をはかる。
馬順清青海省副省長は、日本政府と人民および華僑華人による暖かいご支援に感謝の意を述べ、日本の経験を生かして震災復興に役に立ちたいと語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月14日