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代表団と日本議員らの記念写真 |
中国中央民族大学の副学長兼チベット学研究院のシェスラブ・ニーマ院長をはじめとする中国のチベット学者や高僧からなる代表団は14日、中国大使館で日本の議員らと懇談会を開いた。
代表団のメンバーは日本の議員にチベットの歴史や現状について紹介し、議員たちの質問に答えた。シェスラブ・ニーマ団長は懇談会後、「今回の交流で、われわれは研究の立場から、自分の体験を交えて、歴史と現実の2つの角度を持って、本当のチベットを伝えようとした。これは日本の議員も感じたと思う。彼らにとって初耳のことが多かっただろう」と述べた。
日中友好議員連盟の近藤昭一幹事長は「テレビなどマスコミの報道には限界があり、対面での交流が重要だ。われわれの疑惑に答える人がいてくれる。当事者の声が一番大事だ」と、感想を述べた。
また、代表団はこの日、日中友好宗教者懇話会に参加し、その後、日本のマスコミと懇談会を開いた。代表団は京都や大阪でも交流活動を行う予定。これは中国チベット学研究者とチベット仏教の高僧のはじめての訪日となる。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月16日
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日本議員に「ハーダー」を捧げるチベット仏教の高僧 |